今さら生き方を変えられない
今さら生き方を変えられないと思っている。
仕事もプライベートも懸命にがんばり走り続けてきたが、40歳を過ぎた今、少し疲れてきたのか、今までの人生を振り返って考えることが多くなっている。
仕事は学生の頃から憧れていた職種の会社に就職することができ、20年間同じ会社に勤めることができている。
会社での20年間はそれなりに充実もしていたが、波乱万丈の20年間であった。
毎日が身を削るような忙しさであり、精神的に追い込まれるような出来事が何度もあった。
その度に仕事を辞めよう、もっと気楽な仕事に転職しようと考えていたが、一晩眠ると、やっばり昔から憧れていた仕事に就けたのだからもう少しがんばろうという気持ちになっていた。
それと忙しさに目の回るような日々だが、時々よい仕事ができた時の充実感はなんとも言えない良い気持ちでまた仕事をがんばろうという気分になることができた。
更には仕事関係で知り合った人間関係はとても大切なものになっている。
プライベートでも付き合いのある人もいるし、逆に苦手で話しもしたくない人もいる。好きな人も嫌いな人も含めて大切な人間関係になっている気がしていて仕事を辞められない理由になっている。
仕事を初めて20年も経っているが、仕事が楽になっているわけではなく、今でも相変わらず七転八倒しながら身を削りながら働いているのが現状である。
仕事は今でも毎日大変な状況だけど、これからも七転八倒しながら身を削りながらなんとかやっていくんだろうなと思えています。そう考えると仕事は少し先が見えているように思えます。
プライベートは40歳を過ぎた今でも独身のままです。
結婚はいつか自然にするものだと思っていました。
仕事の忙しさや出会いのなさは言い訳にならないと思います。
同じ様に忙しい同僚なみんな結婚しています。
恥ずかしながら私はこの歳まで、仕事をがんばって
内面を磨いていれば白馬の王子様が現れて結婚できると思っていました。
合コンや婚活イベントはもちろん知り合いからの紹介も受け付けませんでした。
ある日突然の運命的な出会いに憧れていました。
しかし現実には今まで結婚できずにいます。
友達はみんな結婚して子供がいます。
年賀状は家族で写った幸せそうな写真が写っています。
今までの人生を振り返り、これからの人生を考えると、仕事は先が見えてきているし家族のいない私はこの先何を生き甲斐に生きていけばよいのか考えさせられます。